熱中症にご注意を |
川越地区消防組合管内(川越市・川島町)において、昨年(令和6年)5月1日~9月30日の間に救急搬送された方は350名でした。
熱中症で救急搬送された傷病者数の内訳については、次表のとおりとなります。
傷病程度別搬送人員数(令和6年)
月日・傷病程度 | 死 亡 | 重 症 | 中等症 | 軽 症 | 計 |
5月1日~5月31日 | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 |
6月1日~6月30日 | 0 | 2 | 11 | 20 | 33 |
7月1日~7月31日 | 0 | 1 | 37 | 125 | 163 |
8月1日~8月31日 | 0 | 1 | 31 | 75 | 107 |
9月1日~9月30日 | 0 | 0 | 12 | 28 | 40 |
年齢区分別搬送人員(令和6年)
月日・年齢区分 | 7歳未満 | 7歳以上 ~18歳未満 |
18歳以上 ~65歳未満 |
65歳以上 | 計 | |
5月1日~5月31日 | 0 | 0 | 3 | 4 | 7 | |
6月1日~6月30日 | 0 | 2 | 11 | 20 | 33 | |
7月1日~7月31日 | 0 | 22 | 64 | 77 | 163 | |
8月1日~8月31日 | 1 | 10 | 46 | 50 | 107 | |
9月1日~9月30日 | 0 | 2 | 19 | 19 | 40 |
熱中症(熱射病・日射病・熱疲労など)は、高温多湿の環境下において体温を下げるための汗が蒸発しないため、皮膚からの放熱ができず、体温調整ができなくなることが主な原因で発症し、気分不快、吐き気、頭痛、めまい、けいれん、筋肉の痛みなどの症状が生じ、ときには死に至る場合もあります。
●涼しい場所に移動する
高温多湿な環境から冷房の効いた室温や日陰などに移動しましょう。
●体温を下げる
太い血管が通っている、脇の下や太ももの内側に冷たいタオルなどを当てることで、冷却された血液が循環し、体温も下がります。
●衣服を緩める
衣服を緩めることで身体の緊張が和らぐと血液の循環が良くなり、体温を効果的に下げることができます。
●水分及び塩分の補給
失われた水分及び塩分を補給するため、薄い塩水もしくはスポーツドリンクを少量ずつ数回に分けて与えましょう。
症状が回復しない場合は医療機関に受診しましょう。
また、意識障害がある場合は生命が危険な兆候です。
応急処置を実施するとともに、ただちに119番通報し、救急車を要請してください。
119番通報は「あわてず、おちついて、正確な情報」を通報してください。
下記の機関の情報も、熱中症予防にお役立てください。
総務省 消防庁
●熱中症情報
https://www.fdma.go.jp/disaster/#anchor--07
国土交通省 気象庁
●「熱中症から身を守るために」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html
環境省
●熱中症予防情報サイト
http://www.wbgt.env.go.jp/
●「LINE アプリを活用した熱中症警戒アラート・暑さ指数の情報配信」
https://www.wbgt.env.go.jp/sp/line_notification.php
お問合せ先
川越地区消防局救急課
℡049‐222‐0160