危険物施設で連携合同訓練を実施しました。

 危険物安全週間中の令和5年6月7日、トーヨーケム株式会社川越製造所において、危険物製造所からから出火したとの想定で、当局消防隊との連携訓練が行われました。
 この訓練は、消防技術説明者制度の運用開始後、同事業所で2回目の訓練として実施されたもので、前回の検討結果を踏まえ、より習熟した活動が展開されました。
 事業所自衛消防隊の消火、通報、避難が迅速に行われ、消防技術説明者から消防隊への的確な情報提供により、安全かつ効果的な消防活動を実施することができました。
 状況の変化に合わせ、消防技術説明者と情報共有を図り、相互の連携強化を図りました。
 なお、本訓練は消防技術説明者制度が総務省消防庁の第7回予防業務優良事例表彰の優秀賞を受賞した後の訓練で、消防局長が初めて視察し、消防及び事業所の相互協力体制の向上及び士気高揚を図ることが出来ました。



先着消防隊長が消防技術説明者から情報収集している様子




指揮隊長が消防技術説明者から情報収集している様子




構内を消防車両が移動している様子




指揮本部で情報の共有を図っている様子


 

〈先着隊長のコメント〉
 現場到着後、消防技術説明者から人的被害、2次災害の発生を防ぐための必要な情報等を得ることができました。
 今後も訓練を積み重ねて備えておくことが重要です。


〈指揮隊長のコメント〉
 有事の際、消防は人命危険、活動危険、延焼拡大危険の3大危険を踏まえ、現場指揮をとります。情報提供シートには、この3大危険が網羅されています。
 訓練を通じ、情報のキャッチボールを具現化できたことは意味のあることです。トータル被害の軽減を図れるよう今後も取り組んでいく必要があると考えます。




事後検討会の様子




消防局長講評の様子

                      

            

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