川越市消防団は、消防職員の指導のもと火災現場における1個分団での消火活動、さらに各分団間の連携による消火活動を想定し、4個分団毎に分団役員及び機関員の6名で「火災消火活動訓練」を実施しました。
この訓練は、消火活動の応用的かつ実践的な訓練を実施し、消防団員が火災現場における消火活動の知識の習得及び技術の向上を図るとともに、消火活動時の安全性、確実性、迅速性を確立することを目的として行いました。
訓練内容は、はじめに基礎的な動作を確認するため、折り島田ホースの作成・延長・撤収方法、ホースカーの取扱・曳行・操作方法、二股分岐金具の取扱方法、災害現場到着時の水利部署要領、操作時の呼称訓練等を行いました。
次に1隊5名で、指揮者・機関員・二股分岐金具操作員・ホース延長操作員及び筒先操作員の任務分担を決め、火災想定を付与した後、水利に部署した消防車からホースカーによるホース延長、二股分岐金具を結合し手びろめによる折り島田ホース若しくは二重巻ホースを使用してのホース延長・放水を行う応用訓練を行いました。
なお、最後に二股分岐金具の開閉による放水時の反動を体験し、安全・確実な火災消火活動を再確認しました。
川越市消防団は、市民の生命・身体・財産を守るため、火災等の災害による被害を少しでも軽減するために活動して行きます。
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