川越地区消防組合消防団条例・規則を改訂 | ||
消防団は、地域に密着した災害対応機関として重要な役割を担っていますが近年、団員の高齢化やサラリーマン団員の増加等により消防団活動の制約が懸念されています。 川越市消防団では、消防団に対する意識の低下、サラリーマン化、趣味の多様化により消防団員の採用が困難な状況下で消防団の必要性、活動等の理解を求める必要があることから平成20年度より活性化検討委員会、広報委員会を立ち上げ積極的に消防団員確保に努めています。 これらのことを踏まえ消防団活動の更なる活性化を図るため、このほど川越地区消防組合消防団条例・規則の一部を改訂し平成23年4月1日より施行致しました。 川越地区消防組合消防団条例・規則改訂の概要 1,任用について 消防団員の任用資格 改訂前 : 当該消防団の区域内に居住する年齢十八歳以上の者 改訂後 : 当該消防団の区域内に居住し、勤務し、または在学している 年齢十八歳以上の者 川越市は、大規模な工業団地開発により多くの企業を誘致するなど区域外からの就業者も多い。また、大学や専門学校等に多くの学生が在学する。 このため、川越市に在住し、在勤し、または在学する方で消防団活動に理解を示し賛同する意欲ある人材を広く採用するため任用資格(川越地区消防組合消防団条例)を改訂しました。 2,団員の定数について 消防団員の定数 改訂前 : 川越市消防団 三二五人 改訂後 : 川越市消防団 三三〇人 団本部の人員配置 改訂前 : 団長1、副団長4、部長1、班長2、団員17 改訂後 : 団長1、副団長4、部長1、班長2、団員22 川越市消防団の女性団員については平成16年4月に新規採用し、これまで平成17年の第17回全国女性消防操法大会において準優勝、平成19年より防火啓蒙、普通救命講習、広報について3班を組織し、主要業務として防火教室、普通救命講習会の開催や消防団PR活動としてホームページ開設および女性団員ページの更新等を行ってきました。 これまで実施してきた主要業務の更なる充実・強化を図るため、消防団員の定数(川越地区消防組合消防団条例)および団本部の人員配置(川越地区消防組合消防団規則)を改訂しました。 |