川越地区消防組合の管理者(川合善明川越市長)ご臨席のもと、埼玉県消防協会川越支部主催(川越市消防団、川島町消防団で構成)による、消防団員研修を実施しました。 消防団員研修は、団員の品位の向上及び災害現場で役立つ技能の錬磨を目的に毎年実施している研修で研修内容別に基礎研修・機関員研修・救助研修を行いました。
基礎研修は、新任団員から入団3年目までの団員と女性団員に対して、規律の保持と迅速で的確な秩序ある行動の確保を目的に訓練礼式を実施しました。 機関員研修は、火災現場における消防ポンプ車操作技術向上を目的に消防ポンプ車の基本操作要領・中継送水要領・点検整備要領等の訓練を行いました。 救助研修については、新任団員から入団3年目の団員、機関員を除いた団員全員を対象に実施しました。 これは、より多くの団員が救助研修を受講して救助技術を習得することにより多様化する災害に即応できるようになる事を目的としています。
今回の救助研修では、全分団に配備されている救助工具、チェーンソーを使用して、倒壊家屋等からの救助訓練を消防局救助隊隊員の指導の下、実戦さながらの訓練を行いました。
また、機関員研修では、平成27年1月に日本損害保険協会から寄贈された軽消防自動
車に搭載されている可搬ポンプの取り扱い方法の研修も行いました。
川越市消防団は、これからも市民の皆さまが「安全・安心を実感できる街づくり」のための活動を実践していきます。
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