女性団員は、川越百万灯夏まつりにおいて、川越市女性消防団員が日頃行っている火災予防啓発活動や応急手当普及啓発活動を皆さんに知って頂こうと、連雀町交差点に設営されたステージで腹話術と寸劇を用いて活動発表を行いました。
当日は、本番直前から、生憎の雨に降られてしまいましたが、腹話術で人形の消ちゃんと雪絵お姉さんとの掛け合いから始まり、「♪〜もしかしてだけど〜」と流行りのネタを取り入れて、笑いを誘いました。寸劇では普通救命講習で取得している知識を活かして、うさぎのミミちゃんとねずみのチュー太くんが、大福をのどに詰まらせ、意識がなくなってしまったトコおばあちゃんに「背部叩打法と心肺蘇生」を行い、助けるお話を演じました。
また、川越市の住宅用火災警報器の設置率を報告するとともに、住宅用火災警報器の種類を紹介し、普及を呼び掛けました。
今回の活動発表に向けて、女性団員は、約2ヶ月前から台本作成、配役決めを経て、週に1回の練習を行いました。普段は、寸劇で着ぐるみを使用しますが、今回は真夏での活動発表ということで、団員の顔に直接、フェイスアートを施して寸劇を実施しました。
今回は雨で、拝見して頂ける市民の皆さんが少なかったのが残念でしたが、たくさん練習を重ね、各方面からの協力を得ながら、ひとつのものを作り上げるということに、改めて達成感を感じることができました。
今後、今回の反省をふまえ完成度を高め、女性消防団員の認知度を上げると共に、市民の皆様に理解と協力を呼び掛けていきたいと思います。
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